ブログ復活後の最初の話題は何にしようかな?と考えてみた。
過去に文字よりも写真ばかり出してきたし、カメラの話にしようと思う。
僕はファインダーを覗いてシャッターを押すのが好きだ。測距点を決めて息を止めシャッターを切るとなんか安らぐ。
最近のスマホのカメラはすごく良くなっているし、勿論カメラ専用機の後面モニターも進化している。でもやっぱり顔から離してモニターを眺めて撮るんじゃなくて、ファインダーを覗いて撮るのが好きなのです。好きというだけじゃなくて、老眼だから後面モニターの細かい情報がよく見えない。
視力は1.0〜1.5なので運転や登山、日常生活ではメガネしないのね。でもスマホどころかパソコン見るのも老眼鏡が必要だ。あと美味しい料理も口に近づくほどボケてくるのは悲しい。
ファインダーなら逆光でも見えるし、モニターみたいに光が反射して見え難いという事もない。なので撮るものに集中できるし、何より老眼でもピント調整できるのがいい。(人それぞれ 好みでいいと思うけどね)
でカメラの話
2年前まではCanon PowerSht G3X

Canon PowerShot G3X 見た目はゴツいが1.0型センサーのコンデジカメラ。
2016年から使っているので、過去に記事にしているかと思ったらしてませんでしたね。
24-600mmの高倍率ズームで気に入っていて、登山のお供にしていました。電動ズームで電池の消耗早かったけど、外付けのEVF(電子式ビューファインダー)付きでファインダー問題もクリア。でも過去にEVF1回ぶつけて壊したので、写真のは2個目のEVF。
EVFの接点は時々問題が出ていて掃除したり接点復活剤で誤魔化していたのだが、2年前に山梨の甘利山に行ってた時、とうとう下山時にEVF映らなくなった。また接点不良だと思っていろいろやったけど復活せず、モニター使えば写真は撮れるんだけどお別れすることにしました。
そしてミラーレス一眼のマイクロフォーサーズ機へ向かうのでした。
現在の主力機 OM-5

初めてのミラーレス一眼。OM SYSTEM(旧OLYMPUS) OM-5が現在の主力。
先のG3Xに変わるものとして、小型軽量・防塵防滴で高倍率ズームが使えるカメラを探したところ、自然とOM-5に辿り着いた。
高倍率ズームにこだわったのは、僕の主な撮り方が「山登りしながら出会い頭で気になったものを撮る」ので、どちらかと言うとじっくり狙った風景写真というより、スナップに近い感覚でパシャパシャ撮る感じ。
歩きながら時々足を止めて風景を撮ったりお花を撮ったり、割と広角から望遠まであるだけ使う。少し遠くに見えた動物や鳥なども逃げちゃう前にレンズ交換せず撮りたいし。
なので、山に行くときは14-150mm F4-5.6 Ⅱ(35mm換算で28-300mm)の高倍率ズーム(本体+レンズキットで買いました)。便利ズームってやつですね。登山中は殆どこのレンズで撮ります。山以外でも望遠を活用すると背景ボケとか前ボケ写真も撮りやすいので出番は多い。
もう1本は9-18mm F4-5.6(35mm換算で18-36mm)のちっちゃい広角ズーム(僕のは旧型で現行モデルはOMSYSTEMブランドになったⅡ型)広角ズームは広い景色をできるだけ幅広く撮りたい時や、小屋とかお店に立ち寄った時に使います。(面倒臭い時はスマホ使っちゃうけど・・)
軽いので上記2本を持っていくことが多いです。どっちも標準グレードのレンズで写りはPROレンズシリーズに劣るかもしれないけど、そこはちゃんと一眼のレンズならではの写りだし、使い勝手がいいので気に入ってるんだね。
それと12-40mm F2.8 PROⅡ(35mm換算で24-80mm)標準ズームのPROレンズ。これはいい写りのレンズですよ。山以外はこのレンズが主力ですが、秋の渓谷歩きとか少し暗いけど色が繊細な場所とか、体力的に厳しくない場所に行くときは山でも持っていきます。あと室内で物撮り(ヤフオク用とか)する時も明るめのレンズなので使います。
このレンズすごく寄れます。最短撮影距離が20cmでマクロレンズかっていうくらい寄れる。
ストラップは写真に写ってませんが、diagnlのNINJAストラップをPeakdesignのアンカーリンクスを使って脱着式にしています。長さをすぐ変えられるし、何しろ山に登ると汗だく野郎になるので、帰ってきたらすぐにストラップだけ丸洗いできるのがいい。
OM-5の発売後はUSB端子がmicroUSBなもんで、カメラ界隈から今時USB-Cじゃないのかよと散々言われてましたが、僕は予備バッテリーがあれば外部端子を撮影中に使う事がないのでmicroUSBでも問題ありません。あと山道具関係とか今もmicroUSB多くないですか?
最近はOM-3が発売されて話題ですが、たとえ本体が重くなっても買うのなら いっそのことOM-1 MarkⅡかな。(そんな気軽に買えないけど)
かつてはAPS-Cの一眼レフとか登山に持って行ってたけど、だいぶ自身が重くなったし(汗)体力の衰えも感じるこの頃。軽いカメラはとても助かります。
もう1台は LUMIX GX7 MarkⅢ

さりげなく撮影したい時用に 中古で買った LUMIX GX7 markⅢ (生産終了)
山以外で街中とか例えばお店で写真撮りたい時って、OM-5だと見た目がゴツすぎるんですよね。
それならスマホでいいじゃん・・と思ったものの、やっぱり食べ物や自然風景はミラーレスの方が綺麗なのよ。(タブレットとかパソコンとか大きな画面で見ると特に)
あとスマホのシャッター音は、お店の中だとカシャカシャうるさいし。
ちなみにiPhone15Pro使ってるけど、ビルとか都会の人工物の写真はすごくいいし、コントラスト強めだから白黒にしてもいい感じのメリハリある写真が撮れます。 ただですね、いくら高画素でもセンサーサイズが小さいせいなのか階調が滑らかじゃなくて、樹林の細かい明暗とか桜みたいにワサっと咲く花とか、ジャリジャリした絵になっちゃうんですよ。 なので気になる場合は撮影後にLightroomで明瞭度を落としちゃう。写真をスマホで見るだけならいいかも。
GX7ですが大きさはOM-5とそんなに変わらないのに黒くてシンプルなデザインなので主張は控えめです。ファインダーは首振りの可動式!
中古で買ったのはボデーだけなので、レンズは新品です。両方とも当時レンズキットにも選ばれていたもの。
一つは12-32mm F3.5-5.6(35mm換算で28-64mm)の標準ズーム。その辺をぶらぶら歩きながら撮るには丁度いいし、使い勝手もいい。これレンズキットだとマウントがプラスチックだと聞いたのですが、単品で購入すると金属マウントなんですね。丈夫でよろしい。
もう一つはいわゆるパナライカ(パナソニック製ライカレンズ)の単焦点15mm F1.7(35mm換算で30mm)こちらは明るいレンズなので夜でもいいし、ちょっと叙情的な描写向けに買いました。(パナライカの中では安い方だし)昼の公園で試しに撮ってみたら、思いの外スキッと明るい描写でした。キレのいい感じ。(そういう設定で撮ったと言えばそうかもしれない) 古い宿場町とかこのレンズで撮ってみたいと思っている。
OM-5もGX7もマイクロフォーサーズ規格なので、どのレンズも取っ替え引っ替え使えます。

ちょっと、かっこいいじゃない!
ついでに実家から発掘したこれ

大御所感たっぷりの zenzaBRONICA S2
実家の片付けをしていたら「うぉっ、出た!」と見つけてしまった。
親父が買ったのか爺さんの物なのか今となっては分かりませんが、有り難く私が頂きます。レンズはNIKKORの75mm。(35mm換算だと50mmなのか?)
それなりにカビとか汚れがあったので、オーバーホール(45,000円ぐらいかかった)に出しました。
もうねシャッター音が豪快ですよ。「バゴン!」って感じ
それで秋に公園で試し撮りしてみた。フイルムはAmazonでKodakのISO200のやつ買って、露出計はスマホの無料アプリ使ってシャッタースピードと絞りを設定してから撮影したのですが、いやぁ白飛び気味で上手く撮れなかったっす。空も見える森の中じゃなくて、もう少し明暗差の少ない所で撮ればよかったかも。
フイルムもう1本あるのでいずれ試してみよう。何しろ現象からデータ化までお金もかかるしね。(この時はプリントせず、現象後はDVDへデータ化してもらいました)
当面は所有するが、将来後期高齢者になる頃には好きものや骨董品マニアに売ろうかな?
写真はいいな
カメラは性能良くなってきたけど写真の腕前は中々上がらない。というより今まではあまり設定とか気にせず撮ってた感じ。色々オートな設定でだんだん露出ポイントすらカメラ任せになってた。でもシャッター押すのは何だか心地良いからずっと続けてきたし、たまたまいい写真もあったと思う。
それでもOM-5の購入を機会に、もうちょっといい写真が撮れるように勉強しなおそうと思ってやってます。他人が見てどうこうの前にまず自分がいい写真が撮れたと思いたい。
でも人物撮りとか背景ボケ大好きとか、絶対フルサイズ機の方が有利な方面の趣味じゃなくてよかったなぁ。レンズとか欲を出すとお金がいくらあっても足りないもん。
それにしても、結局一つの記事が長くなっちゃったよ。