2020年と2021年はコロナ禍や自身の環境変化もあり殆ど山に出かける事はなかったが、2022年はようやく山に登る事ができた。
その中でも夏の木曽駒ヶ岳は、久しぶりに高山の爽快さを楽しめたと思う。
千畳敷までバスとロープウェイを乗り継いで行ったが、中央アルプスの森林限界を超えた地点まで手軽に行けると言う意味では、まあまあの金額かかるが料金を払う価値は大いにある。特に青空の日は素晴らしい。
ロープウェイの窓から見える滝は壮大であります。

「今からあそこに行くのか!」と心も躍る。

たぶん4回目の千畳敷カールだ。
2018年3回目の時はテント泊だったな。その時も素晴らしかった。
それにしても、これだけの青空なら何でも映える。7月後半は花も咲き乱れて楽園のごとし。

とは言えここは高山。
あっという間にガスの中。

それでも一面のお花畑で、「え〜なぁ〜」と頭の中もお花畑に。
今回は木曽駒ヶ岳山頂から少し馬ノ背尾根方面に進み、すぐに頂上山荘側に戻るショートコース。
その途中で雷鳥の姿があった。僕が中央アルプスで見たのは初めてだ。

足にマークが付いているので観察対象になっているが、ここ数年で中央アルプスに雷鳥を戻す取り組みがされており、後日NHKでドキュメンタリーの放送も見た。
2025年最新の情報はわからないが、順調に棲みついてくれてるだろうか? ニホンザルも多いから気をつけてね!

ピント外してしまったが、木曽駒ヶ岳周辺 固有種のヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)。
帰りは雲が晴れてきて、素晴らしい景色になった。

何よりも、この中に自分が立っているのが嬉しい。
そう言えば写真左側の伊奈前岳には行った事がなかった。今後の楽しみにしよう。