CROSSTREK カーナビの使い方とApple CarPlayのデータ使用量で悩む

CROSSTREKに乗り換えてからはスバル純正ナビを主に使っているが、他にもApple Carplay(もしくはAndroid Auto)など、車のモニターで見れる地図の選択肢が増えた。

今まではカロッツェリア(スズキ純正のパイオニア)でMapFanの地図を使っていたので、使い勝手はだいぶ異なる。情報の視認性やルート選択など、慣れていたせいもあるがカロッツェリア&MapFanの方が使いやすかったのだが・・

そんなことを言っていても仕方ないので、今ある道具をどう使いこなすのが良いかと色々試している最中なのですが、短距離の案内では思いの外 Appleのマップ アプリが使いやすかったのですよ。しかもAI音声認識が優秀なので会話が成立しやすい。

しかし、面白いので多用していたらiPhoneのデータ使用量が急激に増えてしまった(まぁそうなるよね)。先日 日本通信の格安SIM に変えたばかりだし、Apple CarPlayを使えば使うほど課金している状態にならない様に、使い分けを上手くやって行かねばならぬ。

ただ、僕がまだ使い方や機能を理解できていないかもしれないので、書いた内容が間違っていたら適時加筆訂正をしていく。

11.6インチディスプレイ スバル純正ナビ

11.6インチディスプレイに入ったスバル純正ナビ(トヨタと同じメーカー?)の使い心地にはまだ慣れない。文字に起こすとどうしても文句が多くなってしまう。

実際に純正ナビに従った時のルート選択の優秀さはあんまり感じない(え!こっち通るのかい?が多い)。知っている道の場合は案内を無視する事もあるが、元のルートへの回帰が「このナビ拗ねてるのか?」ってくらいかなりしつこく戻そうとする。施設や要所などの情報量も少ないので(俺のよく行く場所の好みと合わないのかな?)、これだとかなり昔のナビと大差ない気がしてそれは根本的に残念。よく使う道はルート学習機能が効いてくれる事を祈る。

他に結構気になるのは・・

ルートを再探索した時にどの道を通るのか全体像を表示してほしい。その上で選択するか判断したい。

ルート再探索をした時は一応「推奨」とか「一般優先」とか選べるんだけど、全体のルートを示さないまま案内がスタートするので、どこを通るかわからない。ん?とか思っているうちに案内開始されちゃうので、「あれ?これ、どこ通るの?」となってしまう。(出発時に最初にルート選択する時は、どこを通るのかルート表示が出ます)

急いで目的地に向かうときは高速道路を使った推奨ルートでいいんだけど、そうでない時は長距離でも一般道を気分でルートを選んで走ることも多いのですよ。でも土地勘ない場合はおおよそナビを頼りに進んで、必要に応じてルート再探索したいのです。ルート編集とか機能はあるが、はっきり言って手間が多くて面倒くさいし、自分の思いがなかなか上手く反映されないのでやってられない。GoogleMapのWeb版みたいにルートを通りたいところにドラッグで設定できたらいいね。

あと音声操作がね、なかなか話が通じないのよ・・・

AI認識じゃないから、まずナビ側で設定されたコマンド(特定の言葉)で話さないといけない。脈絡なく話されても理解できないから「ナビの設定通りに順序よくコマンドを言ってくれ」みたいな感じ。だからいきなり「東京ドーム!」とか施設名を言っても通じない。教えてもらうには、まず「施設で探す」とか「住所で探す」とか言ってから、更に指定する項目を絞って みたいな・・・・設定完了まで先が長い。

「自宅へ帰る」とか「案内を停止」とかであれば1回ですんなり通じるけど、目的地を音声で伝えるにはコマンドを順番に話すことが必要で、1回では済まない。それで結局「なんだっけ?」となるから画面の文字を見つめるハメになる。このままでは車を停めてじっくりナビと話し合いをしないと音声で目的地を設定できそうにない。

使っていれば慣れるのかな? 外国語みたいに慣れない言語でも無理やり使っているうちに日常会話ができる様になればいいけど。

それにしても最新のナビはもっと進化していると思ったんだけどなぁ。早く現代のスマホ並のAI音声認識が搭載された純正ナビが登場してくれないかな。

Apple CarPlayとApple マップ アプリ

初めてApple CarPlayを使ってみたが、音声でのやり取りがとてもスムーズだ。普段iPhoneやApple Watcheを使っているので、Siriを介した音声でのやり取りに驚く事はないのだが、Appleのマップアプリナビは予想以上に使いやすかった。(初期のマップアプリに良い印象なかったので尚更)

ただし先の純正ナビの再探索で問題に挙げていたのと同じく、全体ルートの提示については一切提示なく案内が始まるので、便利かどうかは使い方による。

まず行き先について音声で伝えると、普段通りの喋り方で問題なく認識され、絞りきれない場合はいくつか候補を提示してくれる。画面に候補が表示されるので、第1候補以外であればタッチして選ぶこともできる。目的地のみを伝えた場合、電話を掛けるか経路が必要か聞いてくるので、「経路を教えて」と言えばいい。「道を教えて」と言ってもちゃんと理解してくれる。

この時点で純正ナビの音声操作に比べて、圧倒的に楽で分かりやすくて話が通じる。そもそもSiriなので「現在の標高は?」と聞いても「現在海抜⚪︎⚪︎mです」と教えてくれる。それがハンドルの音声操作ボタンで可能なのだ。(Apple CarPlayでは対応不可な質問もあるが)車の方から「おはようマイケル」と言われる日も近いだろう。

ただ、ルートの選択はできない様だ。「一般道で案内して」とお願いしても聞いてくれなかった。だから高速道路を使いたくない場合でも最短ルートが高速道路なら案内されてしまう。またどのルートを通るのか全体像が見えないまま案内はスタートするので、地図を広域にして確認するしかない。これも純正ナビの再探索と同じ問題がある。

ある程度目的地の近くまで来てからの詳細案内や、思いつきで立ち寄りたくなった時は、気軽に話せば案内してくれるので、その場合はとても使いやすい。

問題は常に地図データを更新するため、長時間(長距離)使用するとデータ使用量(通信料)が激増することだ。ちなみに僕は音楽ストリーム再生はしてないのでこの話題から除外する。(全曲iPhone内にダウンロード済み)

これを回避するには事前に地図データをダウンロードしておいてオフラインで使えばいいのだが、そもそも、その場で行き先を決めて案内して欲しい時に便利なアプリなので、事前にダウンロードはあまり嬉しくない。

エリアを絞って予めダウンロードしておくのはアリかもしれないが、果たしてそんな手間かけて使うかな? よく行くエリアに限ってなら、ダウンロードしておくのはアリかもしれない。

じゃあどうするかというと、普段は純正ナビを使う。スマホはBluetooth接続にして電話や音楽の再生はできる様にしておいて、必要な時だけApple CarPlayに接続するのが良さそうだ。切り替えはタッチ操作でそんなに手間はかからない。

「SUBARU クルマ de ネット」という車内Wi-Fiサービス(有料)があるが、Apple CarPlayをワイヤレスでの併用は出来ないらしい。正しい理屈は知らないがApple CarPlayを使う場合、ネット→iPhoneはモバイルデータ通信(4Gとか5Gとか)で、 iPhone→車両の通信はWi-Fiになり、SUBARUクルマdeネットとWi-Fi重複は不可という事みたい。iPhoneをUSB接続すると両方使えるみたいだが果たして?

その他のナビ

勿論Apple CarPlayでGoogle Mapも使えるが、道案内に関してはAppleマップの方が分かりやすかった。Apple Watcheをつけていると、ナビと連動して曲がるポイントの手前に来たら振動で教えてくれるので、音声案内を聞き逃した時にありがたい。

とはいえGoogleMapはお店や施設の内容が充実しているのはさすがだ。スマホで調べたらそのまま車のナビ画面で案内してくれるので、目的によってはすごく手っ取り早い。助手席の人のスマホを登録しておけば、レストランとか目的地を調べてもらって車のナビに連動させることもできるだろう。

あと「what3words」がスバル純正ナビ内で使える。ピンポイント(キャンプ場とか広い駐車場とか、施設内の更に特定の場所)で場所を特定したい場合にすごく高い精度で案内してくれるので、誰かと待ち合わせする場合にお互いアプリを持っていれば「近くに来たけど、どこにいるの?」とかなくなりそう。(車のナビに機能が入ってなくても、スマホ用アプリがあれば十分使える)

なにしろナビ以外にも車両のさまざまな機能や設定がカスタマイズできるので、意外と「こんな機能自分で設定できるんだ!」と言う事も多い。まだ知らない何かが隠されていそうだが、発見するのも楽しいね。

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