牛奥ノ雁ヶ腹摺山

登山、ハイキング

日本で一番長い名前の山に行ってきました。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)すごい印象的な響きだ。付近に塩山牛奥という地区があり、雁が腹を摺るほど高い山という事らしい。

場所は山梨県の甲州市と大月市の境。大菩薩峠から尾根沿いに南へ向かったところにある山だが、近くには南東側に「雁ヶ腹摺山」、さらに笹子トンネルの上に「笹子雁ヶ腹摺山」もあるから、この付近では「雁が腹を摺る」という比喩はポピュラーだったのかな?

まずはペンションすすらんに駐車(有料500円)。

支払い方法等はペンションすずらんのホームページで確認してください。

ところでブログ写真の解像度ですが、結局ブログ向きの小さい解像度(1000pixel)の画質に納得できず、特に自然の風景はMax3000pixelにしました。もし表示が遅かったら残念ということで・・だってタブレットサイズの画面でも全然印象違うんだもの。スマホは・・どうかな?

今日は薄曇りなので展望はどうかな?と思いつつ、さっそく目の前にある登山口からスタート。

ここで標高1380m、目的の山頂は1990m、累積標高差は649m(ヤマレコ アプリ下山後の実績)

道標のキジ場(トイレ)という表記に、おぉ!と思ったりする。

そのキジ場は簡易トイレですが、すごく綺麗な洋式でございます。甲州市が管理している模様。

しばらく新緑の森を進む。

傾斜は緩やかだが、段差のない道をまっすぐ登るので足首とふくらはぎが伸ばされる感じ。登山前のストレッチは大事よね。(もう足に負荷を感じてる運動不足男・・)

その後はしばらく林道歩き。

それにしても新緑が綺麗です。

上写真の林道通過後にもう一つ日川林道を越えると、急登になって一気に標高を上げる。

若いカラマツの保護地帯を抜けると大菩薩湖が見えてきた。

右奥は金峰山方面かな?

この先は、まあまあ急な尾根上を進む。5月から早くも汗だくだ。

だんだん岩が増えてきた。

見た目の印象が徐々に2000mに近づいてきた感じ。

ヤマザクラが咲いてました。

これは何ヤマザクラでしょうか? 他にも白いヤマザクラが咲いていた。

しばらく先に進むと、大きな岩が鎮座していた。

ここがパノラマ岩でしょうか?

パノラマ岩に到着。

パノラマ岩の上に登ってみる。

金峰山が見えたが、ちょっと今日は雲と霞が多いかな?

樹林帯を抜けて、笹の草原と立ち枯れ地帯に出た。

あの先が山頂ですね。

霞んでるかと思ったけど、富士山よく見えるじゃない!(写真は少しかすみの除去かけましたが・・)

霞んでるけど甲府方面。この立ち枯れの感じと笹原は、大菩薩付近とも違う印象ですね。

到着したかな?

塩山市と書いてありますが、現在は甲州市ですね。

さあ、秀麗富嶽十二景 二番山頂「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」1990m 登頂です。

ローマ字表記も大変だ!

山頂からも富士山撮らなきゃ。

山頂で富士山見ながらおにぎりとあんぱん食べて、のんびり過ごす。

いやぁ、いい所ですよ。次来たら小金沢山まで足を伸ばしてもいいな。

下山は同じ道でピストン。

若いカラマツの新緑がホントに綺麗でした。

下山したらすずらんで「駐車場を借りた者ですが無事下山しました」と一声かけましょう。

ちょっと何か食べたいな。

ざるそばを食べましょう。

しばし、休憩。

出来ました!

素朴な田舎そばですが、薬味にすりゴマや小ネギ、山椒の葉ですかね?

さっぱりと美味しかったです。

付け合わせに「葉山椒」の漬物も付いていて、これも美味しかったですよ。

醤油とみりんに漬けてある。

自家製らしくて、白米に乗せたらバクバクいけるやつ。

お土産に一つ買って帰ろう。

日帰りだけど、久しぶりに登山旅をした気がする。神奈川県外の山となると、2月に雪の車山を散歩して以来かな。

都心からも近いし、いい山ですよ。

では